SATCはアラフォー世代の女性の感性に重なるところが多い。SATCのファンは強くて成功している女性が実は孤独だったというところに共感するようです。
SATCとはセックス・アンド・ザ・シティ(Sex and the City)の頭文字をとったものです。
SATCはアメリカのケーブルテレビで98年から始まり、6年間放映されたドラマシリーズで94話ありました。
SATCはテレビ放映当初から、当時独身だった女性達のファッションだけでなく、リアルなトークがアラフォー世代に
フィットして話題になりました。
ニューヨークに住む30代独身女性4人の生活をコミカルに描く。
SATCはエミー賞に7回、ゴールデングローブ賞も8回受賞しています。
SATCは社会現象となり、世界中で再放送されて根強いそして熱いファンを持っています。
そのSATCがいよいよ映画公開でファンが急増しています。
なお、映画の設定はテレビドラマの終了から4年後ということになっているようで、まさにアラフォー世代のど真ん中の
女性達です。
主人公の一人キャリーは、恋愛がうまくいかずに悩む。
失恋したり傷ついたりするキャリーに女性達は自分の姿を重ねあわしています。
SATCの熱心なファン達はオフ会のような雰囲気で4〜5人集まってはSATCの話をします。
話題の中身はやはり男性との悩み。主人公キャリーのように恋の悩みを打ち明けます。
主人公の恋愛についてまるで自分のことのように話をします。どちらが映画の話で、どちらが自分のことなのか?
数人が集まって本音でぶっちゃけトークを繰り広げます。
SATC の熱心なファンは、SATCは女性なら感じる不安を体現していると言います。
そしてSATCは女性達の考え方やライフスタイルにまで影響を与えています。
SATCの監督のマイケル・キングさんは実はそれが狙いだったと言っています。
さらに監督は言います、「世の中に溢れるおとぎ話ではなくて、強くて成功している女性が実は孤独だった。
そんな彼女達の本音をドラマ化したかった」その狙い通りSATCは大ヒットしました。
しかしヒットの要因はそれだけではありません。
主人公たち4人の個性的なNYファッションも女性たちには魅力的でした。
SATCのファッションが魅力的で人気が沸騰しています。
特集を組んだファッション誌は売り切れてしまったそうです。
SATCのNYファッションはファッションのプロが見てもおもしろいファッションが一杯紹介されているので、ついマネを
したくなると言っています。
また主人公が履いたイギリスのマノロ・ブラニク。
彼のデザインした靴はダイアナ妃やカイリー・ミノーグ、マドンナなどが履いたことで有名。
セクシーでカラフルなデザインを持つ彼の靴は、セレブリティ達に大変人気があります。
この靴もSATCに登場すればブームになります。
さらにSATCに影響されてNYへ留学して、マンハッタンのSATCのロケ地を自分で探索して120ヶ所以上のSATCの
ロケ地マップを作った人もいます。
またファンの中にはSATCにあこがれて人生を大きく変えようとしている女性もいます。
それは忙しい毎日に追われてじ分を見失っていたとき、SATCに出会いました。
そして「いいところだけでなく、かっこ悪いところもさらけ出して前向きに歩いているところが自分にないところ」と
感動して、職場をNYにするべく目下英語の特訓中だとか。![]()